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有料化の賛否

Xの有料化


『Twitter』から『X』に変わり、今『有料化』が話題になっています。

ツイッター


私は元々Twitterを利用したいなかったので、詳しくはわかりませんが、自動プログラムによる大量のアカウントからフェイクニュースやヘイトスピーチなどが行われている事が、有料化の理由に挙げられているようです。


そもそも、フェイクニュースやヘイトの目的も様々で、それを支援する組織があったり、アフィリエイト目的であったり、それに加えて自己満足の部分もあると思います。


『楽してたくさん稼ぐ』と言う甘い考えがあるのでしょうが、ビジネスの難しさは『スタート』ではなく、『存続』である事を人生経験の浅い人たちは理解できてなかったりします。


その結果、苦労して乗り越えていける人と、投げ出してしまう人に分かれていきます。


手軽

問題は、こうした素人がお金儲けをしようと無料コンテンツを荒らしてしまうと、その価値が一気に下がってしまうと言う事だと思います。

InstagramやTikTokなどが、簡単に参入しシェアを広げた背景には、それまでの情報発信コンテンツであったブログやFacebookといったコンテンツよりも、スマホなどを使って手軽にできると言うメリットがあったからだと思います。


ネット悪用

そして、無料サイトには、様々な詐欺的な行為や勧誘や性的な嫌がらせなど、管理できないくらい多くの情報が簡単に発信できると言う特徴がありました。

その為、危険を感じた人たちやその噂を聞いた人達は、より簡単で安全なものへと移行します。特に、金銭トラブルを防ぐには有料コンテンツを利用する方が安心なのかもしれませんね。



マスコミの反応


ネットとマスコミ


私は、そもそも今のマスコミ自体がこうした情報を売ることで儲けてきている訳ですから、一般の人達が同じような事をして、儲けられるようになったこと自体不思議ではないと思います。


そろそろ、マスメディアも含めた情報発信や、その適合資格など、国が主体となって『管理』する必要があるのではないかと思います。


マスコミはよく『情報統制』とか、『監視されている社会』とか言ってネガティブに捉えますが、ある程度の監視は必要で、公に議論する場さえ守っておけば、中国やロシアのようになる事はないように思います。


新聞広告

要するに、自分たちの金儲けの『漁場』に踏み込まれたくない。でも、今はどんどん密漁されてるけど、自分らのように大きな船や漁の道具を持ってないから見て見ぬ振りをしているような状態のように見えますね。


ちなみに、新聞社の有料コンテンツは、無料コンテンツを見る限りわざわざ有料で見たいと思うほどではないので登録しません。


参政権


投票

私は、参政権こそ有料にすべきだと思っています。近年、売名行為や議員特権を目当てにしているのではないかと思うような候補者が増えたような気がします。宗教関係も一緒です。


政治を悪用されない為にも、また、選挙で選ばれた人達は自分の住む地域の代表なのだと言う事を、一人一人が意識する為にも、私は有料化すべきだと思います。


そして、候補者は地域の自治体が確認の上で、推薦状などをとってしか立候補できないようにするべきだと思います。長く政治家をやっている人ほどたくさんのお金を払って立候補するべきだと思うし、地域への貢献度などによってその金額も変えるべきだと思います。


投票啓蒙

その徴収したお金で、選挙や政治に関する正しい知識の普及啓蒙をするべきじゃないかと。政治に多様性を取り込むには一定数の理解と要望がないといけないと思います。



無料のメリット デメリット


無料コンテンツを利用するメリットは、『体験』だと思います。

気をつけないといけないのは、『お客様』ではないという事です。あくまで、『お試し』であって、本来の『商品』ではない事を理解しておかなければいけません。


無料コンテンツのデメリットは、突然の閉鎖や仕様変更があっても、仕方ないと言う事。

あまりにも、無料コンテンツ利用者にモラルがないとか、社会に悪影響を与える行為などで運営側が対処出来なくなれば、『無くなってしまう』リスクがある事は覚悟しておかないといけません。Twitterが、Xになったり、有料化するようなものですね。



有料のメリット デメリット


有料コンテンツは、ほとんどがメリットだと思います。高級ホテルやレストランに変な客が減ります。有料にする事で、警備やクレーマー対策などにもお金を使えますよね。


仏教の言葉に『不慳貪』と言う言葉があります。必要以上に欲しがったり、独り占めしようとしないと言う戒めの言葉です。


寄付

私達日本人は「施し」という文化があまり根付いていませんが、たとえばアメリカではお金持ちは慈善団体に多額の寄付することで有名で、お金を稼ぐ人が施すのは当然のこととされています。


ボランティア

困った人を助けようという気持ちは、日本人は強いかもしれません。


でも、アメリカで言うほどのお金持ちではないからなのか、無駄な事に散財したりして困ってしまう人の話がよくあるのかもしれませんね。


昔話

日本の昔話には、欲に駆られてバチが当たる話や、真面目に頑張って富を得る話はよくあります。でも、なかなか寄付につながるようなお話は少ないですね。

日本の企業を見ても、自己防衛心が強く感じます。

儲けたぶん・利益が出た分を、利用者や社会に施せるくらいの会社になってはじめて『社会貢献』と言える企業だと思います、


お互いのリスペクト


マスク

有料化は、秩序を守るためにも良いと私は思います。一方で、人気が出たから需要を見越してとか、単に利益が欲しいからというだけで安易に有料化したり価格を引き上げるのは違うと思います。


利用する側も、無料コンテンツに依存するのではなく、運営する側の姿勢や態度、その機能性などを良く見極めたうえで有料コンテンツを利用するか否か判断したらよいと思います。


自分が価値を感じるものにお金を払うのは当然の事ですよね。






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