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医療と医薬品

ねつ造の根源

医療法人と製薬会社や大学の研究室の関係


ドラマで見ることはあっても、実際の現場のことは知らないので、『ブラック研究室』も本当かどうかはわかりません。


でも、ノバルティスの血圧降下剤に関する事件とか、普通に聞いていると疑念を生じるような事もありますし、『なかったことに』しようとする関係機関の姿勢に違和感も感じます。ノバルティスの事件とは


僕たちは、金儲けの道具じゃないし病院や、お医者さんを信じてお薬を飲みます。お医者さんも薬剤師さんも製薬会社が出す情報を信じてお薬を使います。

健康食品を販売する人たちにも言えますが、売りたい気持ちはわかるけれど嘘をついて物を売るのは最低の行為じゃないでしょうか。

誰が何の目的で嘘をつくのか。


個人ならわかりやすいです。目の前のお金のため。これが、組織になり大きくなるほどその嘘に関わる人も増えるだろうし、その恩恵に預かろうという人も沢山集まってくるのでしょうね。


第1類医薬品ともなると、そうした『ネカト』(ねつ造・改ざん・盗作の略)をしたものが出るのは大問題だと思いますが、それをわからないようにやっていくのは恐ろしいくらい巧妙で怖いですね。


薬や製薬会社に比べたら、エビデンスの証明は弱いしサプリメントは信用がない。でも、私たちが求めているものは信頼と安心感だと思います。


信頼関係とは、どちらか一方の思いだけでは成り立ちませんよね。壊れるのはあっという間ですが。