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世の中の役割分担

入院

自分の経験から皆さんに伝えたいこと


一昨年の8月コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るったとき、病院には大変お世話になりました。一晩、生きるか死ぬかの分岐点まで行きましたがおかげさまでこうしてブログの投稿ができています。


自分の場合は、咳が止まらないとか苦しいとかはそれほどなく、熱が下がらず何もしたくないという感じが続きました。その後、パルスメーター(血中酸素濃度を測る機器)が80を切り救急搬送。


こうして助かったのは、コロナ患者への対応に尽力される医療の方々や行政の方々のおかげですし、行政に協力して対応にあたったホテルなどの一般企業のおかげでもあります。入院中にも主治医の先生には、コロナに関する世の中の誤解や理解不足についてもいろいろ教えていただきました。


誰もコロナになりたくてなるわけではありません。

『コロナになったらワクチン打たなくても良いんじゃないの』『多分、知らないうちになって治っているから自分は大丈夫』これ、退院後にいろんな方々に良く言われた話です。もっと言えば、『ワクチン打ったほうが危険』とか、『コロナは風邪みたいなもの』とか。


それぞれの主張はあるでしょうが、僕はワクチン打ちたくても打てなくて感染して大変な目にあいました。冷静に、実際その現場に直接携わる方々の意見は尊重すべきだと思いますね。


桃の花