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造幣局の桜の通り抜け
造幣局の桜の通り抜けも年々様相が変化してきました。数年前から、造幣局の中に入るのに事前予約が必要になりました。やや、夜店のにぎわいも減ったように感じます。
ネットで簡単にできるようですが、気軽さや手軽さを実感できるのは、スマホを扱える世代の人たちだけかもしれませんね。賛否も分かれるかもしれませんが、やってみてわかることの方が多いかもしれません。今後、誰でも気軽に利用できるようになればまたにぎわいも増すでしょうね。
やる側の都合と来る人の都合
安全面や管理面を考慮すれば、予約制の方が良いでしょう。でも、造幣局まで気軽に足を運ぶ人は減るでしょう。慣れてしまえば問題ないんでしょうけどね。
夜店とか、おそらくこれまでほど売り上げも見込めなくなっているだろうし、桜の通り抜けのイメージが変わっているのかもしれませんね。
私も予約のタイミングがわからず、今年は外から見るだけでした。夜店で10円パンというのは買いました。
車椅子や白杖者への配慮
監視の目が行き届くのは良いことです。身体障害者や子供連れなど、人混みに行くのが苦手な人でも人数制限があれば安心かもしれませんね。
また、通り抜けの一般公開前に、高齢者や障害者を招待した特別観賞会があります。こうした取り組みも素晴らしいですよね。
ただ、まだ最寄駅から造幣局までのルートには不便な場所も多く、改善が必要だと思います。
思いやりは大切
事前登録にするメリットは大きいと思います。
インバウンドによるオーバーツーリズムも言われる中、トラブルにならないよう観光地にもいろんな工夫が求められるようになっていますよね。
ただ、やはり高齢者や障害者、情報弱者へのサポートも必要だと思います。私達が日常当たり前にできることも、できない人たちがいます。インバウンド景気に乗ってビジネスを成功させようという気持ちもわかりますが、そうした部分に目を向けられる優しさを持ちたいものですね。
制度やルールはみんなのために
制度やルールは、サービスを行う側にも受ける側にもプラスになる仕組みでないといけません。
より良いものになるように、利用する人たちの声に耳を傾け、提供する現場の人たちの声も聞くことが企業や行政のトップ、リーダーに求められるのだと思います。