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腸の調子

腸内環境と代謝、循環

これまで何度も大腸の話を取り上げてきました。ただ、近年こうした腸の話やそれに関するサプリメント・医薬品(市販薬)などの販売も増加しています。

結論から言うと、そうしたものを摂れば、便秘が解消する訳でもなく不調を取り除いてくれるわでけもありません。そんなうまい話があるわけないんです。

便秘や不調の原因は?

便秘の仕組み 
便秘やおなかの不調は、食べたものやおなかの中の菌の種類だけが原因ではありません。

憩室
ポリープが出来ていたり、憩室があったり、神経の働きが悪くなっていることが主な原因で、その原因を長きにわたって作ってきたのは生活習慣や食べ物などによって腸内環境が悪化したことがあげられるでしょう。要は、遠回しに言えば、食べ物やおなかの中の菌が原因と言う事です。
大腸がん
悪くなってしまえば、治療が必要になるし加齢とともにその治療すらできなくなる人も出てきます。
気にしなくても、すごく効くサプリや薬を飲めばよくなるような勘違いをしてしまうのは怖いことです。私は、『予防』の大切さを伝えるためにまず『大腸』に特化した話題でお取引先のお客様に、商品のご案内をしていました。

ところが、その反響が大きいと大げさな話をし、製品の価格を引き上げて儲けようとする人達があらわれます。その話に感化され、間違った情報が広まってしまうのは残念なことです。

便秘もいろいろ

うんちは食べたものだけが出ているわけではない。腸管に溜まった不要なもの(腸壁の粘膜や死んだ細菌など)、古くなったもの(新陳代謝し剥がれた古い腸壁の細胞など)が出ているのです。食べたものもその中の一部です。便秘と言ってもいろんな原因があります。
便秘の種類 医療

便秘 高齢
特に、高齢になると薬を常用していても排便がなかなかできなくなってきます。私たちが生活習慣に気を付けていないから便秘になるのとは違ってくるんですね。なんでもひとくくりにした情報ではいけないという事です。ちなみに、『大腸では水分を吸収』と言いますが実際には3%ほどしか吸収しておらず、ほとんどは小腸内で吸収されています。
蠕動運動が悪く、長く滞在すればその分『水分だけ吸収してしまう』と言う方がただしいのかもしれませんね。

食物繊維  
私は腸の話をするときには、森永乳業さんの情報を参考にお話しさせていただいています。
それは、ビフィズス菌BB536という世界的にも認知度の高いビフィズス菌を長年普及啓蒙されているからです。単に、『森永乳業のビフィズス菌を食べましょう』ではなく、食物繊維を普段から摂取する事や、運動やストレス軽減の提言など、『腸内環境を良好に保つ』という目的が明確なところが良いと思います。
ラクチュロース
ラクチュロースと言う母乳由来の成分とビフィズス菌の関連性や、腸の成長に関する情報などさまざまな方向から腸の事を学ばせて頂きました。


フェカリス
ビフィズス菌は、乳酸菌などの善玉菌のバランスをとるためにも一役買っているようです。
そうした、私たちが知った方が良い情報も、今後もわかりやすく発信して行けたらと思います。



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