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プロテインバナナ

ソイプロテイン

移乗
たんぱく質の摂取があらためて見直されるきっかけは、『フレイル』対策が日本の高齢化社会の課題として大きく取り上げられるようになったことだと思います。
大手食品メーカーや医薬品メーカーもこぞってその対策商品を打ち出していますが、ほとんどの商品がダイエット目的の商品の転用のように見えます。『合成甘味料』の使用があまりにも多いからです。

アミノバイタル
『プロテイン』との差別化で独り勝ちしていたアミノ酸大手の味の素さんですが最近は『アミノプロテイン』という商品を作っています。

プロテインを否定してアミノ酸サプリメントを販売していた業者はどう説明するのか気になるところですね。BCAAを豊富に含むことが特徴のホエイプロテインにBCAAなど味の素さんが得意とする原料をふんだんに入れています。カシス味ですがカシスは入っていません。スポーツジムに通うような若い人やダイエット目的の方をターゲットにしているのでしょうか。

高齢者のフレイル対策商品として

nanobanana  プロリーナ900
長年お勧めし続けてきた商品です。プロテインの事を知っている方なら良くご存じの『プロリーナ』という原料を使用しています。
大豆たんぱく商品は色々ありますが、試行錯誤の末に『飲みやすさ』『続けやすさ』を考えた結果ソイプロテインはこの形でずっとお勧めしています。

大豆
大豆たんぱくには、βコングリシニンという肥満を防ぐ働きが注目されている成分が含まれます。この成分は、機能性表示ではなく『特保』成分です。
ほかにも、女性ホルモンをサポートする大豆イソフラボンも含まれます。東京大学の研究チームは、動物実験の段階ながら、βコングリシニンによる糖尿病や脂質異常、肝機能障害による疾患の予防効果も発表しています。

バナナにはGABAなどリラックスやストレス解消に関与する成分が豊富です。そのため、香料だけに頼るのではなく、自然な味わいを再現するために製菓原料の老舗メーカーの協力を得て、バナナを主にした『バナナミルク』のテイストを作っていただきました。

これによって、大豆たんぱく独特の(プロリーナは他の製品より臭みが無い)味や臭いを抑えた製品になっています。また、ホエイプロテインには及ばないもののMTCオイルを配合して体内でのアルブミン合成をサポートする事も目的としています。


ホエイとの用途の違いは、持続性と安定性に優れているという点だと思っています。
ホエイたん白が短時間で吸収・合成に長けた素材だとすると、大豆たんぱくは酸化に強くゆっくり吸収されるタンパク質だと思います。

どちらが良いとか悪いとかではなく、用途や目的に合わせて適した方を利用すればよいのではないでしょうか。
この製品も、アミノ酸バランスに優れていてWHOのプロテイン摂取推奨基準であるPDCAAS100(タンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア100)を表示できる商品です。

元気なときから、品質とバランスの良いタンパク質を意識して摂りたいものです