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冬のたんぱく質について 前半

たんぱく質とアルブミン

介護と虐待
実際介護の現場に入って、栄養に関する関心が薄いなと感じました。
ほとんどの介護の現場は、一人一人の利用者のQOLまで考える余裕もないのかもしれません。
いずれ、介護の仕事の全体像が把握できたら、いろいろチャレンジしたいと思っています。

連携
私は、食事や運動や心のケアによって寝たきりも認知症も介護も劇的に減らせるのではないかと思っています。あまりにも、健康・医療・福祉の連携が出来ていないように思えて今すぐにでもやってみたいことが沢山あります。

アルブミン
そのベースになるのは、たんぱく質栄養とアルブミン数値の改善です。
アルブミンの数値は、病気や怪我をしたときの回復力や、健康維持増進にも欠かせないと思います。『アミノ酸』が一時ブームとなりましたが、私はPDCAAS100のタンパク質をおすすめしたいと思います。

商品開発にあたって

nanokokoa
こちらはナノアー100と言う商品です。
開発のきっかけは、高齢者や病後の栄養としてタンパク質の摂取が見直されたことでした。

アミノ本
健康ブームの中『アミノ酸』の摂取が介護されないために必要だという話が話題になり、東京大学客員教授の大谷勝先生(『介護されない人生』著者)とアミノ酸原料大手の味の素さんが仕掛けたのが『アミノ酸ゼリー』です。
アテネオリンピック
ギリシャのアテネオリンピックで金メダルラッシュになった一端を担ったのが『アミノ酸』という内容の番組などもあり、『筋肉を作るのはアミノ酸』と言うようなイメージ作りがされていきます。アスリートに関する話題でしたが『筋肉の衰え』を理由に高齢者向けのサプリメント業界でもこれに便乗した商品がたくさん出てきました。

『たんぱく質=アミノ酸』は正しいのか

人の体のタンパク質は、20種類のアミノ酸によって作られます。アミノ酸は500種類以上あってその中の20種類が私たちのタンパク質を作る材料です。
『必須アミノ酸』が9種類、非必須アミノ酸が11種類です。
『アルギニン』や『アスパラギン・アスパラギン酸』など健康効果で話題のものもあれば、『グリシン』や『フェルアラニン』のように睡眠効果などをうたうものもあり、『バリン・ロイシン・イソロイシン』はBCAA(分岐鎖アミノ酸)といいます。BCAAは、筋肉でエネルギーとなる必須アミノ酸です。

身体の材料ではないけれど、身体に関与するアミノ酸もあります。たとえばしじみなどに多い『オルニチン』や、回遊魚や渡り鳥に多いと言われる『アンセリン』や『カルニチン』など。

アミノ酸
身体の材料でもありながら、それぞれのアミノ酸の働きも研究されています。

このように、『アミノ酸』で健康の話をすると本来の目的にたどり着くことなく話だけが飛躍してしまう事があります。ものを売るためには仕方がないのでしょうが、本当に必要な情報はきちんと伝えるべきだと私は思います。
また、アミノ酸にはL型D型があり、それぞれ用途や性質が異なります。これに関してはまた別の機会に。

後半では製品の内容に踏み込んで、今お奨めしたい理由などを書きたいと思います。